湖の真ん中に見えるタール火山
1月17日、18日は、AMDAフィリピン支部メンバーと一緒にAMDA調整員は、緊急支援活動に向けた準備を行った。本日19日は、AMDAフィリピン支部と多数の現地協力団体と共に、バタンガス州(Batangas)サントトマス市(Santo Tomas)にて緊急支援活動を行っている。
17日には、AMDAフィリピン支部の医師と、首都マニラにある複数の薬局を訪れ、風邪症状を抑える薬、抗生剤、ビタミン剤、吸入薬などを購入した。加えて、生活支援物資として、お米の保存、洗濯など様々な用途に使用できるバケツ1000個を購入した。18日、AMDA調整員はAMDAフィリピン支部関係者と[pagebreak]ともに、噴火による火山灰の影響があったカビテ州(Cavite)とバタンガス州を訪れた。両州では、火山灰が屋根や道路にうっすらと積もっており、掃除を始めている人達の姿も見受けられた。加えて、火山性地震により道路にひび割れができている箇所もあった。避難指示は解除されておらず、避難指示区域に住む人たちは、自宅に帰れない状態が続いている。
AMDAフィリピン医師、医薬品購入
購入した物資
19日付のフィリピン国家災害リスク削減管理員会（NDRRMC）の発表によると、タール火山のあるバタンガス州と近隣のカヴィテ州、ラグナ州(Laguna)では、合計22,472世帯（96,061人）が被災。16,174世帯（70,413人）が300ヵ所の避難所に避難している。
火山灰が覆う被災地
AMDAフィリピン支部と一緒に準備するAMDA調整員
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【AMDA派遣者】
神倉 裕太郎 （かみくら ゆうたろう）調整員 / AMDA本部職員 / 27歳 / 岡山市在住
【最近のフィリピンにおけるAMDAの活動】
台風28号(’19)ミンダナオ島地震緊急支援(’19)、台風22号・セブ島地すべり支援(’18)、マヨン山噴火支援(’18)、台風26号・27号緊急支援（’17）、ミンダナオ島難民支援 (’17)、レイテ島地震医療支援 (’17)、ルソン島台風26号緊急支援 (’17)、サマール島台風27号緊急支援 (’15)、台風30号緊急医療・物資支援及び復興支援 (‘13〜14）他多数
【街頭募金のお知らせ】
1月21日（火）午後４時から５時まで 岡山駅地下からイオンモール岡山への地下連絡通路(イオンモール岡山入口付近)にて街頭募金を行います。
【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替：口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■中国銀行 一宮支店（店番188） 普通口座 番号1347410 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■楽天銀行 ロック支店（店番202） 口座番号7002547 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■クレジットカード、PAYPALでの募金も受け付けています。詳細はホームページをご覧ください。
ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人AMDA 事務局
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL：086-252-7700 FAX：086-252-7717
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