AMDAフィリピン支部エリカ・ダビロ支部長が4月17日から18日に、AMSAタイ、ピチャモール・クルエカンチャナ副代表が4月16日から20日にかけて、AMDAを訪問しました。

昨年、AMDAフィリピン支部長にダビロ医師が新たに就任されたことから、AMDAを訪問いただくことになりました。また、AMSAタイ、クルエカンチャナ副代表は、AMDAのタイにおける活動に長年ご協力いただいているお父様のご縁で、訪問が実現しました。今回の訪問では、AMDAと、私たちの活動を支えてくださっている支援者様のことを知っていただくよい機会になりました。
お二人は、岡山にあるAMDA事務所を訪れ、AMDAのこれまでの活動を含む説明を聞いた後、自分たちの活動紹介をしました。訪問中に行われた、ミャンマー大地震被災者支援活動の記者会見にも参加。また、設立者である菅波茂代表、AMDA佐藤拓史理事長と会談、活動に関する様々な意見交換がなされました。
さらに、AMDAの活動にご協力いただいている、岡山市民病院を訪問し、地方独立行政法人岡山私立総合医療センター松本健五理事長と面会、病院も見学させていただきました。


日程の関係でAMSAタイ、クルエカンチャナ副代表のみ、岡山大学大学院医師薬学総合研究科疫学・衛生学分野 賴藤貴志教授を訪問し、授業を見学。その後、AMDA中学高校生会にも参加し、メンバーとの交流を楽しみました。

AMDAフィリピン支部ダビロ支部長は、今回の訪問で、AMDAは多くの方に支えられて活動が実現していることを実感されていました。加えて、フィリピンでの緊急支援活動時に、一緒に活動したメンバーと再会でき、さらに今までオンラインでやり取りをしていた人たちと実際に会えたことを大変喜ばれていました。AMSAタイ、クルエカンチャナ副代表は今回の訪問を通じて、医学生である自身が今後、何をしていきたいかが明確になった、と話されました。
顔の見える関係が築けているか否かは、災害時の救援活動に大きく影響します。今回の訪問は、万が一の災害に備えたネットワークの強化になりました。