Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available
ビタミン欠乏症(vitamin B2/B5/B6 deficiency, avitaminose B2/B5/B6)
ビタミンB2欠乏症(avitaminose B2、ICD 263.)
(同義語:リボフラビン欠乏症、ariboflavinose)
vitamin B2またはriboflavine は動物性の食品(肉、魚、乳、卵)に多く含まれる。1日の必要量は成人で1.8mg、乳児で1.3mg である。リボフラビン欠乏症は摂取不足(vitamin B2 の足りない人工乳)、吸収不良(スプルー)、利用増大(成長、妊娠)が原因となるが、発見されるのは稀である。
臨床症候に特異的なものはない。舌炎、口唇炎、口角炎、顔面の脂漏性皮膚炎、結膜炎と、恐らく関係して筋の痙攣と眼後性視神経炎が認められる。
生化学的には尿中と赤血球中のriboflavineの定量と、赤血球の還元型glutathionの測定が信頼度が高い。
治療はvitamine B2 (Beflavine)を経口または実質内に10-40mg投与すれば、治療に反応する。
ビタミンB5欠乏症(avitaminose B5)
vitamin B5(パントテン酸)は動物性と植物性の食品に広く含まれるため、このビタミン欠乏症は例外的である。本症では足しょと時には手掌の灼熱感(burning feet syndorome)の感覚異常が見られるが、 vitamin B5 (Bepanthene)を50-100mg投与すると消失する。
ビタミンB6欠乏症(avitaminose B6)
幾つかの症候群はvitamin B6 (pyridoxine)欠乏によるものと考えられ、これが投与されている。乳児の痙攣や、血中鉄が高く低色素性貧血の者に見られる痙攣、下肢の感覚・運動性多発性神経炎(しばしばisoniazide(Rimifon)で治療された者にも認められる)を呈する。
熱帯医学データベースに戻る
AMDAホームページに戻る
このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。