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表皮の蝿蛆症(myases cutanees)


表皮の蝿蛆症
《家屋のバエまたはコンゴの床バエ》と呼ばれる、Auchmeromyia luteolaはアフリカのハエで、この幼虫は吸血性で、日中は家屋の茣蓙に隠れている。吸血は夜間で、不快であるが、重篤ではない。

傷口の蝿蛆症
熱帯地方では傷口が放置されたり、うす汚い膏薬が貼られていると、ハエが飛んできて摂食したり産卵したりする。アメリカではCallitroga hominivoraxの幼虫がヒトや家畜の傷口で発育して、組織に相当な損傷を与え、死亡例も報告されている。アジアとアフリカの熱帯地方では、傷口の蝿蛆症はChrysomia属(Cobezzania)、Calliphora属(アオバエ)、Lucilia属(ミドリバエ)、Wohlfahrtia属による。

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