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ケジラミ症(morpionまたはphtirius inguinalis, ICD 132)


殆ど全例が性的接触の際に直接的に伝染する。ケジラミ症は陰部の他、大腿、胸部、腋窩、顎髭、睫毛、眉毛にも時折起こる。
臨床症状は痒疹に吸血部を中心として丘疹を幾つか認める。診断は体毛の横に胞状小孔があり、シラミの成虫を見付けるか、毛髪の茎部に虫卵が植え付けられているのを確認する。
陰部の剃毛は必ず しも必要でなく、寄生したシラミを陰部以外にも見付けて、これらを治療することが重要である。ローションやアエロゾルが好んで用いられる。粉剤にはAphtiriaとElentolの2剤のみが勧められるが、これらの有機塩素系製剤には常に、昆虫が耐性となっている恐れがある。しかもこれら2剤では8日開けて塗布する必要があるため、ローションやアエロゾルが好まれる。Spray-Paxは30分間接触すれば2回塗布する必要はない。Paragerumは効果が4-6時間持続するため、1回の塗布でよい。

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