ラッサ熱の予防


 患者の隔離、患者汚物の消毒、それにげっ歯類の駆除が重要。ラッサウイルスは0.5%次亜塩素酸や0.5%フェノールで不活化できる。念のため、オートクレイブまたは焼却処理をする。患者との濃厚接触をした者は、最低3週間は監視されるべきである。
 ラッサ熱は稀な疾患のため、回復期血清の確保は極めて重要。但し、回復期にある患者血清でも発病後3週間はウイルス血症が持続していると考えられるので、血清の完全な加熱処理が必要。


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