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診断
検血で青味を帯びた単核球(異型リンパ球)が認められば、特異的でないものの、伝染性単核球症が明確となる。時おり自己抗体による溶血性貧血や、肝生検で細胞溶解性病変が頻繁に認められる。伝染性単核球症に非特異的だが、 Paul-Bunnel-Davidsohn反応は迅速な検査が出来る。これは異種親和性IgM抗体を含む患者血清は、ヒツジ赤血球を凝集させ、ウシ赤血球を吸収するが、モルモットの赤血球は吸収しないことを利用した試験である。希にEBVに特異的な血清学的検査もするが、咽頭拭い液からウイルスを検出することは極希である。偽膜性アンギーナを認める時は、ジフテリア等との鑑別が必要である。
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