Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

ヘルペスの初感染


  ヘルペスの感染はヒトに固有で、直接的な接触により伝播する。Herpes simplexウイルスには2つの型があり、HSV-1は大半が口腔と結膜の病変の原因となり、HSV-2は性器ヘルペスを起こす。この分け方は図式的であり、HSV-1が性器ヘルペスを作ることもある。HSV-1の初感染で最も重要なことは、一生における感染の時期がふつう性行為で移るHSV-2より早期に見られることである。熱帯地方では、Herpes simplexウイルスにより、大人にヘルペスが再発する(漏出ヘルペスと呼ばれる)ことは奇妙なことでない。さもなければヘルペスの初感染ということになる。欧州では無症候の症例が90%を越える。症状を呈する希な型に多形型があるが、殆どいつも良性である。かつては未熟児に致死性の敗血症型が時おり見られた。熱帯の特に黒アフリカでは、明らかなヘルペス初感染が致死性の全身型となって、異例の頻度で見られるが、これは例外的である。

熱帯医療データベースに戻る

AMDAのホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。