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治療と予防
消化管サルモネラ症:抗生剤治療は、菌の保有と耐性の拡大を引き起こすため勧められない。治療は対症療法のみとなろう。免疫不全患者の胃腸炎、成人または乳児の重症型、異物が挿入されている症例には、経口抗生剤が使用される。
thiamphenicol(Thiophenicol), ampicilline(Totapen, Penicline), colistine(Colimycine), Kanamycine,ST合剤(Bactrim), quinolone 系が特に有効である。
ここ数年来サルモネラ菌の大半が、サルファ剤とその他の抗生剤に耐性となっており、DakarではS.HavanaS.Tranleyvilleの2種が最も多剤耐性の染色体に変異している(しかしBactrimは依然感受性がある)。
治療は臨床上回復が見られるまで継続し、健康保菌者の治療は、腸管への感染が遷延しない限り考慮されない。乳児と高齢者には、輸液と食餌療法がしばしば必要となる。予防としては、疑われる食品の監視と汚物の衛生管理が行なわれる。

  サルモネラ菌血症と局所型:菌の感受性に配慮した抗生剤治療が行なわれよう。膿瘍の切開排出や骨炎の治療が時おり適応となる。
 
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