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症候
ピンタは皮膚だけに起こる常に良性の疾患で、3期に分けられる。
第1期:下疳が特異な形態で出現する。皮膚の露出部(顔面、四肢)に、まず小丘疹が発生し、数週間して白癬のような醜い、落屑性紅斑を作る(中央が陥凹した環状局面)。この斑は数か月で自然に消滅し、色素が脱出した瘢痕を残す。
第2期:この色素脱出斑が全身に広がる。皮疹は、青味がかった色素沈着部と、薔薇色または青白い色素脱出部とがある。これが体表全域に広がって、良性の白斑黒皮症になる。
第3期:晩期症状で、青白い白斑性の局面が対称性に生じる。四肢に優位で、生涯にわたって持続する。ピンタには骨・内臓病変は一切随伴しない。
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