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疫学
従来から病原体はTreponema pallidum variete Mまたは風土型(variete S は性病型梅毒の原因とされた)とされているが、トレポネーマの種の分け方は、まだ確立されていない。
伝播形式は、フランベジアのそれに近い。常に非性病性で、例外的に先天性のことがある。最も多いのが接触による直接感染で、台所用品を通じて口から口へ間接的に伝染することもある。フランベジアと同様に、ベジェルは風土性トレポネーマ症で、衛生条件の劣悪な所で小児に罹りやすい。相違点は、フランベジアが森林地帯の屋外に出ない住民に多いのに対して、ベジェルは乾燥して不毛な、半砂漠地帯の遊牧民(Bellah, Peuhl, Touareg)に多い。ベジェルはかつて欧州(ボスニア−ヘルツェゴビナの流行地域)にも見られたが、今では中近東とアフリカのサヘル地方(セネガル、マリ、ブルキナファソ、ニジェール、モーリタニア)にしか存在しない。

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