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診断
病変部から採取した漿液を、暗視野照明法で検鏡すると、かなり容易に可動性のある生きたトレポネーマが明らかとなる。下疳とピアノーマにはトレポネーマが豊富だが、ピアニーデには僅少である。T.pertenueを培養することは不可能だが、実験動物(ウサギやハムスター)に接種することは出来る。
血清学的には従来の梅毒の検査法(BW法、Kahn法、 Kline法、Meinicke法、VDRL法)やNelson法の他、免疫蛍光法、受動的血球凝集法が第2期の初めに陽性となり、それが持続する。これらの反応は全てのトレポネーマ症に共通して起こる。
病理組織学的な検査では、初期病変には形質細胞が優位に浸潤した肉芽を認め、晩期病変では組織球が増える。初期の表皮病変からはトレポネーマが見つかることがある。血管系の病変はない。
 
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