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細菌の保有者
人間は流行期以外は重要な保有源でない。ネズミが本質的な役割を果たしており、クロネズミ(Rattus rattus) は熱帯地方に多く、ペスト菌に非常に感作されやすい。欧州ではドブネズミと一緒に持ち込まれた。R.norvegicusは下水に集まるネズミで、欧州で普通に見られる。これはクロネズミほど感受性はないが、緩徐に進行するペストに罹る。
ネズミが疫学的に重要なのは、人間に接近して生活していることと、船倉に入り込んで長距離を移動することが原因である。メリオン、ハタリス、アレチネズミ、マーモット、リス類、アナウサギ、モルモットなど、 200種を越える野性のげっ歯類が、ペストに罹ることがある。感染して致死性の過急性型を発症する種は、保有動物としてはよいものでない。逆に抵抗性を示し(しかし難感作性でない)、稀にしか死なない軽症型を発症する種は、Yersin菌の保有動物となり得る。
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