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治療後の経過
迅速かつ十分な治療を行なえば、コレラによる死亡の危険性は高くならない(1-5%)。急速かつ大量の輸液と抗生剤治療で、実質的に蘇生する。改善は数時間以内に認められる。脈の触知が正常化すれば、最初の好ましい兆候である。嘔吐は12時間程度で消失し、利尿が回復して、下痢の量は36-48時間以内に1−2リットルにまで減少する。患者の容態は落ち着いてくる。完全な治癒には2-3日を要するが、特に小児では急速に回復する。コレラはいかなる後遺症も残さない。
合併症は稀で、基礎疾患(心疾患、低栄養、高齢など)が関係する。コレラ感染後の無尿性の急性腎不全は稀である。逆に高齢者や栄養不良児に大量または急速過ぎる輸液を行なうと、心不全を起こす。

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