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症候
典型例:潜伏期は18日で、発病は一般に発熱と頭痛が特徴的で、激烈である。全身期には感冒様の症候群(発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、衰弱)と非定形的肺炎像(側腹部痛、咳嗽、血痰)が出現する。理学所見が乏しい割に、X線像は肺門部の肺炎または《すりガラス》様の浸潤を認める。経過は普通良好で、臨床的には15日以内に、X線上は1ヵ月足らずで軽快する。

臨床で見かける例:呼吸器症状がはっきりせず、発疹、髄膜炎の症候群、多発性の内臓症状(肝、腎、関節)が見られる型がある。無症候型は頻繁で、血清学的に明らかとなる。合併症には流産(?)、眼障害、血管障害(3層にわたる病変、動脈炎)が知られているが稀である。

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