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病原体はR.tsutsugamushi(同義語:Zinssera tsutsugamushi)で、保有動物には野性のげっ歯類、ウサギ、ブタが知られている。媒介昆虫はツツガムシの幼虫(Thrombicula akamushiなど)である。T.akamushiはアキツツガムシ(aoutats)に似ており、吸血性で、ネズミの生息領域におり、これらから吸血する。若虫と成虫は吸血しない。幼虫自身または継代感染によってその子孫が他の動物を吸血して感染させ、偶発的にヒトにも感染させる。
ヒトの症例は常に散発的で、ツツガムシが沢山にいる、高温多湿の叢林内を歩き回る農夫、猟師、兵士などが感染する。恙虫病は極東、インド、北朝鮮からオーストラリア南部に至る西太平洋南東部に見られる。
 
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