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疫学
病原体はR.rickettsi(同義語:Dermacentroxenus rickettsi)で、野性のげっ歯類、ウサギ、イヌといった沢山の動物が、地域ごとに感染する。
媒介昆虫は森林ダニ(Dermacentor andersoni) のようなマダニである。伝播形式はR.conoriの場合と同じである。
アメリカ大陸の紅斑熱は、春から夏にかけてマダニの活動が高まる頃に突発することが多い。ヒトの症例は散発的で、猟師や樵にしばしば認められる。紅斑熱は米国(Rocky 山脈)、南米(ブラジル)と日本によく見られ、米国では報告数はここ数年一定して上昇している。
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