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治療


根治的治療
発展途上国での淋疾の治療は、 penicillinase (β-lactamase type TEM)産生のpenicilline耐性株が相当拡大しており、難しくなっている。アフリカと東南アジアの分離株では10-30%が耐性を示し、フィリピンではもっと多い。 cycline系への耐性は平凡である。

男性の合併症のない尿道炎症例では、軽微な治療で充分である。フランスではChlamydia 感染が男性例の20%、女性例の30-40%にが合併しているため、治療には網羅的にcycline系を併用している。発展途上国でこの合併の頻度は不明だが、恐らく上昇しており、網羅的に処方期間を倍増することが許されよう。β-lactamase産生の淋菌が広まっているが、第3世代cephalosporine系やspectinomycineが使用出来ない貧困地域では、抗生剤への耐性を考慮してkanamycine, thiamphenicol(Bactrim) が用いられる。

予防的治療
性交渉の相手は網羅的に治療する。感染した相手を90%治療するためには、男性で15日前まで、女性で60日前まで遡って性的接触した者を特定しなければならないであろう。
新生児結膜炎の予防には、新生児を出生時に消毒用点眼薬(硝酸製剤)で網羅的に使用する。

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