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診断


男性例では診断は容易である。尿道の膿を1滴、何回かに分けて採取し、 methylene青またはGram染色すれば、多数の淋菌が証明される。淋菌は双球性で、コーヒー豆状で、細胞内外に散在し、Gram染色に染まらない。培養用には前立腺マッサージして採取する。

女性例では難しく、尿道、膣、子宮内膜からの分泌物の直接検鏡では不十分である。外陰には腐生菌として多数の双球菌が存在するからである。培養には微細な技術を要し、N.gonorrhoeaeの同定は特殊な検査室に依頼するのが良い。

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