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治療


根治的治療:熱帯地方では理論的に治療法は限られることが多い。
単純型には鎮咳剤と、小児には全員抗生剤(tetracycline系、spiramycine)を投与して、菌の消滅を早める。乳児の百日咳では監視が、幼児の場合は食餌量への注意がしばしば必要である。合併型では抗生剤治療と対症療法(心筋炎、呼吸障害での酸素管理、痙攣予防、神経合併症へのステロイド治療)が必要となる。

  予防的治療:出来れば隔離するが、現実的でない。予防接種も熱帯地方では実際的とは云えない。これは生後3ヵ月目から1ヵ月間隔で3回注射し、1才と5才で追加接種すれば有効である。抗ジフテリア、抗破傷風、抗ポリオの各ワクチンは、EPI(拡大予防接種計画)に組み込まれている(Pasteur, Merieuxワクチン)。注射が複数回にわたることから、集団接種には不向きである。

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