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症候


症候は以下のように分類される。
単純型:欧州で見られる型と相異ない。
合併型:頻度が高く、重篤である。
乳児の窒息性咳発作と無呼吸:迅速な治療と厳重な管理を要す。
食餌性合併症:嘔吐性の咳発作が繰り返し、低蛋白症が緩徐に進行する。百日咳はクワシオルコルに至る経過の1つとなる。
神経学的合併症は、百日咳の第2-3病週に頻繁である。蛋白不足の年長児に好発する。臨床像は酸素欠乏症または高熱による痙攣(20%)があり、急性脳症を起こして2/3は死亡する。
その他の合併症:耳炎、機械的合併症(ヘルニア)、腸管感染症(中毒症の原因)、結核性アネルギー、及び百日咳に引き続いて1ヵ月後に結核の初感染を起こし、麻疹やマラリアを合併して死亡する。

予後:百日咳の世界的な予後は重篤である。病院での死亡率は凡そ15%に達する。
 
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