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予防
予防は中味のある手段だけが取られる。
衛生教育ではある種の伝統的習慣には感染の危険があること、傷口の消毒や履物の着用が有益なこと、それに予防接種の必要性を教えなければならない。

抗毒素血清療法では全ての傷口を処置することが肝要である。精製血清はBesredka法で1,500 単位を皮下注射すると、最大20日間予防効果がある。特異的ガンマクロブリン(tetaglobulines)は、(1アンプル 250国際単位を)筋注すれば、1ヵ月間は血清学的に保護されるが、費用がかかる。小量頻回の血清療法は、アナフィラキシーの危険があるのと、ウマ抗グロブリン抗体が生じて非効率なため、行なはない。

新生児の血清療法(血清 750単位)の代わりに、妊婦へ予防接種をすれば、臍帯破傷風に対して優れた予防が保証される。農村地域では伝統的な助産婦や無免許の産婆に、器具の消毒を規則的に行なうこと(臍帯の切断には未使用の剃刀を用い、無菌的に手当てする)を教えるが、この点については大変うまく行っている。
全住民に対する破傷風の集団予防接種は、今日可能となっている。ここ数年は変性毒素の注射を繰り返すに当たり、ワクチンの供給の問題で、定期的に再接種することが難しくなっている。そこで変性毒素を濃縮し、吸収を高め、2回の注射で免疫が付くようにし、注射針を使わないで接種出来るようにし、他のワクチンも併用して、大きな進歩を遂げた。1-6ヵ月間をあけて2回接種するか、1回接種して1年後に再接種する。5才と10才に追加接種すれば、予防効率はさらに高まろう(Pasteur, Merieux, Roncheseワクチン)。
今後は抗破傷風ワクチンの大掛りな接種運動が進められる。

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