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境界類結核型(BT):臨床上、皮膚病変の数が多い(2-20病変)ことで、類結核型と区別される。皮膚病変は、典型的な病変の近傍に、やや大きめの(直径20cm)小型の衛星病変が認められる。知覚低下は健常な皮膚と大して違わず、丘疹性の縁辺を認めたとしても、境界不鮮明である。神経の病変は多く、早期から多発する。非対称性に1つ乃至は複数の神経を冒す。
皮膚の浸出液からは細菌が検出されるが、菌量は僅か(0+から2+)である。
光田式皮内反応は強陽性となる。
組織学的にはリンパ球と類上皮細胞が表皮下に浸潤し、巨細胞とVirchow 細胞は認められない。
経過は双極のいずれかに向うが、I型反応は稀で、ライ性結節性紅斑(熱瘤)は見られない。
       
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