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中間型と境界群 (Borderline)
ライ腫型(LL)と類結核型(TT)は、M.lepraeに対する免疫の感受性が治療によって変化せず、安定している2つの極型である。その間に免疫性が不安定な境界群があり、細胞性免疫によって、ライ腫型または類結核型へ感受性が変化する。境界群はさらに、BT(境界類結核型)、BB(中間境界型)、BL(境界ライ腫型)に分けられ、類結核性またはライ腫性の特性(臨床的、組織学的、細菌学的、免疫学的)をそれぞれが有す。I型反応がこれらの境界群にしか起こらないことが知られており、重要である。
このような分類にはある程度限界がある。実際、ひとつの疾患にBL、BB、BTの各病変が多形性に観察されることがある。
この多形性は免疫が双極間で不安定なため引き起こされ、疾患概念に幅があることを示している。臨床的、細菌学的、組織学的、免疫学的(光田式皮内反応)に疾患を分類することが求められる。
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