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分類
ライは恐れられる疾患であり、いずれの分類も、臨床解剖学的な違いや、M.lepraeに対する細胞性免疫の強さによって分類される。
双極に分けられるのは、類結核型の極型(TT)とライ腫型の極型(LL)である。これら2つの極型の間に、中間型や境界型が免疫の異常や感受性の程度で分類される。BT型は類結核型に近く、ライ腫型にはBB型やBL型の方が近い。つまり、この分類法を要約すれば、TT,BT,BB,BL,LLの順に並べられる。分類の仕方で不都合な点は、皮膚の組織学的な検査が、発展途上国では利用困難なことである。
現在最も使われているのが、Ridley-Jopling分類(1962年)である。
世界保健機関(WHO)の分類(1982年)は、細菌学的な判定だけを基準にしており、治療法への適応が簡素化されている。1988年の改訂版では、菌指数が1+に満たない寡菌型(paucibacillaire,PB)と、菌指数が1+以上の多菌型(multibacillaire,MB)の2群に分ける。寡菌型はTT,BT型に一致し、多菌型はBB,BL,LLに相応する。この分類法の欠点は次の2点である。
#患者の免疫状態を示す指標がない。 #WHO分類の2群と類結核型またはライ腫型の分類が正確に一致しない。
このため、臨床上、治療上(不十分な治療による失敗)、解釈に誤りが生じる。
 
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