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疫学
アフリカヒストプラズマ症の同義語には大型ヒストプラズマ症がある。
1945年に報告された真菌症で、大型の酵母であるHistoplasma duboisiiによるヒストプラズマ症である。

H.duboisiiH.capsulatumと同様、二相性の菌である。人体では芽胞を有す7-15μm 大の、円形または楕円形の大型の胞子をなす。この胞子は屈折性の厚い膜で覆われ、内部に液状の小球を含む。巨細胞に取り込まれたり、膿内に放出されて見られる。 Sabouraud培地で培養すると、H.duboisiiH.capsulatumと同じような形態を示す。H.duboisiiはヒトとヒヒ類の他には感染しない。浸淫地域の土壌からは決して分離されない。感染様式はよく知られていない。侵入部位は粘膜(口腔または消化管)か皮膚が殆どである。

H.duboisiiによるヒストプラズマ症は稀な真菌症で、アフリカだけで見られる。西アフリカ(セネガル、マリ、ブルキナファソ、象牙海岸)、中央アフリカ(チャド)、赤道部(コンゴ、ザイール)に見られる。南により多く、例外的に従来からヒストプラズマ症があるところに認められる。

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