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症状 3期の経過を示す。
1.初期コクシジオイデス症肺型が最も多い。浸淫地帯では大半が無症状で、後になって肺の石灰化が認められ、Coccidioidesの皮内反応が陽性と判明する。臨床症状はあるとすれば、重症度は様々である。感冒様の症状、肺または胸膜への結節性紅斑を時折みる。X線の所見は多様である。全体的な浸潤がいろいろな程度に見られ、大きな結節像または粟粒像、縦隔のアデノパシー、気胸または血胸が認められる。白血球数は1万-2万/μl で増減し、好酸球増多を合併する。
皮膚型は初期の肺感染に引き続き、最も多く見られる。潰瘍や結節性または疣贅性の皮膚病変を認める。初期の病巣は1-2週間で自然治癒するが、良性残留型や播種型となって進行することがある。

  2.播種型または肉芽腫型コクシジオイデス症:菌が血行性またはリンパ行性に播種した結果生じる。いかなる臓器にも転移するが、特に骨、神経系、尿路系によく見られる。経過は重篤である。免疫不全症候群(AIDS)の患者が重症型でよく報告される。

  3.良性残留型コクシジオイデス症:慢性の肺病変が特徴的である。気管支拡張症、肺繊維症、肺気腫、慢性の空洞があり、胸膜が破れて気胸と血胸を起こすことがある。
 
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