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疫学
本症の同義語にはPosadas-Rixford 病がある。
コクシジオイデス症はCoccidioides immitisが原因菌である。

C.immitisは二相性の菌である。人間や動物(げっ歯類)の組織に、20-60μm 大の球状体を作り、多数の内生胞子を内包する。球状体が破裂して、この胞子を臓器に放出する。自然界では浸淫地の土中から培養分離される。隔壁のある胞子には分節胞子と厚膜胞子がある。土壌の汚染は感染したげっ歯類によって起こると考えられる。
ヒトは土埃に含まれた分節胞子を乾期と雨期を通して吸入して感染する。ごく希に表皮の傷から胞子が侵入して感染することがある。本症の浸淫地域は米国南西部、中米、ベネズエラ、アルゼンチンのChaco砂漠である。インド人と黒人が感染し易いようである。

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