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症状
急性肺型:特異的な所見のない急性の肺障害を生じる。時おり重症のこともあれば、無症状のこともある。X線上は肺門部のアデノパシーを伴った、肺実質の凝縮を見る。粟粒型が存在する。
慢性皮膚骨型:皮膚の露出部に丘疹で出現し、急速に血性の膿胞となって、次第に遠心性に広がる。病変部の特長は、中心が瘢痕性で縁辺が菜花状に隆起し、時には化膿することである。慢性の経過を示し、手の施しようがない。皮膚病変がしばしば骨や稀に関節に出現する。
全身型:重症で先に挙げた型より急速な経過をとる。縦隔のアデノパシー、粟粒性、結節性、膿胞性または偽腫瘍性の透亮像といった、肺実質の病変が常にある。皮膚と骨の病変が頻繁に認められる。泌尿生殖器(腎、前立腺、副睾丸)系と副腎への病変もある。逆に神経系や小腸への感染は稀である。
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