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砂毛


砂毛は肉眼で見えるほどの小結節が毛髪、特に髭に生じるのが特長の、良性の真菌症である。Piedraia hortaiが病原体である。
白色砂毛(ICD 111.2.)は世界中に見られ、昆虫の体毛にいる真菌であるTrichosporum cutaneum(皮膚毛芽胞菌)に因る。かなり大きい白色調の結節が、体毛や毛髪の周囲に集ぞくするが、表皮には殆ど変化がない。
黒色砂毛(ICD 111.3.)はアメリカ大陸の熱帯部、インドネシア、インドシナによく見られる。
Piedraia hortaiの結節は小さく、フィラメントは分節して、それぞれに4-8個の小嚢胞子を含む、卵型の小嚢が認められる。
治療は抗真菌薬を塗布し、病変部の体毛を剃る。

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