Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

診断


 確診:成虫を見付けることである。紐状で無痛性、表皮下を移動するため、診断は容易である。しかし炎症性浮腫性の反応や、後になって感染を起こし、触知しないことがある。排出孔より虫が出現するのが見えるが、これは一般に幼虫を放出した後には奥に引っ込んでしまう。幾らかの虫体が石灰化しているのが、後になって放射線学的に診断される傾向がある。関節鏡で希に虫を発見することがある。嚢胞切除や偽性嚢胞の剥離、或いは陰嚢、関節、脊椎管、腹膜といった希にメジナ虫が偶然寄生するような部位では、外科的処置が必要となる。
  幼虫を見付けるためは、虫の子宮が傷害性または自然に破裂した後に、虫体が露出している部位もしくは近傍の漿液を無菌的に採取すれば可能である。
 
 強く疑う所見:メジナ虫症では、診断がなされる時点で血中の好酸球は著明に上昇しない。感染の合併がある時には、逆に好中球が増多する。血清診断は大して発展しておらず、疫学的な利用以外にはない。
 

熱帯医療データベースに戻る

AMDAのホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。