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疫学
Pneumocystis cariniiは細胞外寄生の微生物で、分類上不明となっている*(胞子虫亜門か?)。楕円形または鎌状の栄養型は大きさが1-3μm で、1核のほかに何もない。嚢子は大きさが5-8μm で、成熟したものはロゼット状に8核を有す。本症は世界中に分布し、ヒトやたくさんの動物(げっ歯類、イヌ、ネコ、ブタなど)に寄生する。伝染形式は、吸入または吸入-摂食によるであろう。
ニューモシスチスカリニ肺炎は特定の人以外には見られない。未熟児、奇形、無ガンマグロブリン症を有する者。或いは学童や成人で癌や悪性の血液疾患(白血病、 Hodgkin病)のような重症の慢性欠損症患者や長期のステロイド剤服用者や免疫抑制療法を受けている者、後天性免疫不全症候群(AIDS)患者もそれらに当たる。
*本症は遺伝子学的性状から真菌疾患とする者もいる。
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