Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available
症状と診断
2-15日の潜伏期の後、咽頭喉頭炎または頭痛で発症する。発熱を伴った髄膜刺激症状は急速に生じる。昏睡と痙攣は頻繁に起こる。腰椎穿刺では、髄液は混濁し、血性或いは非血性で、アルブミンと多核白血球に富む。これを固定した後、GramまたはMay-Grunwald-Giemsa で染色すると、Naegleriaはマクロファージ様に見える(図1)。遠心分離して凝固した検体をスライドグラスとカバーグラスにはさんで、直接検鏡しても確認できる。支持盤を25-33℃に温め、位相顕微鏡で特徴的な《アメーバ様》運動を観察することが出来る。特殊な染色(hematoxyline ferrique, hematoxyline-eosine)と培養を行なえば、病原種の同定が可能となる。
図1
経過はほとんど全例が数日中に死亡する。
Acanthamoeba(アカントアメーバ)は亜急性または慢性の肉芽腫性脳炎の病原体で、しばしばコンタクトレンズ使用者の角膜に潰瘍を起こす。
熱帯医学データベースに戻る
AMDAホームページに戻る
このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。