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 診断


  正規の糞便検査で十分である。新鮮な下痢便を検体とすれば、可動性のある栄養型を認める。有形便の場合は、直接検査では濃縮法(Teleman-Rivas法, Ritchie法)を用い、嚢子の存在を証明する。硫酸あるいは炭酸マグネシウムによる《再活性》は役に立たない。それどころが、薬物によって機能を停止させ、糞便検査を妨げたり、(内服の消毒薬で)偽陰性化させることになる。診断を確定するには、何回かの検査が必要となる。というのは陰性から嚢子が糞便中に現われるまでに、5-10日ほど間があるためである。
  十二指腸液の新鮮な検体は、胃ゾンデや特別なカプセル(Enterotest)を用いて採取すると、たくさんの栄養型が見つかる。十二指腸幽門部の生検は、他の吸収不良の原因を除外するときに適応がある。粘膜表面や絨毛中に寄生虫を検出する。小腸内細菌、蠕虫、アメーバの検索も行なわねばならない。

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