Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available
予防
サシガメの駆除対策として、住居の改善や室内への殺虫剤の残留噴霧を行なう(図1・サシガメが生息する家屋)。サシガメはDieldine以外の全ての殺虫剤に感受性を示す。アルゼンチンやブラジルでは、pyrethrinoides系(deltametrine)を用いて、家屋を1年以上媒介昆虫から守っている。この他に殺虫剤を塗布したり発煙させる方法が実験中である。サシガメが生息出来ないように、土壁をコンクリートで上塗りする家屋の改善法(図2)も有効である。感染動物を殺滅するのは、種類が多すぎて不可能である。ヒトのワクチン開発は、アフリカトリパノソーマ症と違って T.cruziには抗原変異性が殆どないので、動物実験で成功すれば、その後可能性がある。
図1
図2
Chagas病は貧困−無知−疾患の悪循環が断ち切れない途上国の疾病である。
熱帯医療データベースに戻る
AMDAのホームページに戻る
このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。