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呼吸器への感染症
   シンガームス症:Mammomonogamus laryngeusM.nasicola(同義語;Syngamus)は通常、熱帯地方の反すう動物の呼吸器系に寄生する。ヒトのシンガムース症は全例が中米とアンチル(マルチニーク)諸島からのものである。本症は、乾性または喀痰を伴う発作性咳嗽、喘息様呼吸困難、血痰、咽頭と喉頭の灼熱感がある。凡そ数か月ほどして、虫体が排出されると自然寛解する。診断は耳鼻咽喉科学的検査か気管支鏡で、成虫を証明することか、喀痰または糞便中に虫卵を検出することで大半が確定する。tiabendazoleが有効のようである。    ソミンクス症:Thominx aerophilaは肉食動物の気道に寄生する。ヒトへは、この線虫の中間宿主ミミズを食すると偶発する。ソミンクス症は特にロシアに多い。症状はシンガームス症のそれに類似する。治療は沃度製剤の点鼻とtiabendazoleの内服である。  
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