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診断
軟部組織と極稀に頭蓋骨の放射線像で、石灰化した幼虫が多数の石灰化像として明らかとなる(図1・前腕のX線像)。しかし幼虫は放射線透過性であり、断層撮影では肉眼視出来ず、低密度で円形の、周囲に明暗の異なる幾つかの病変、または高密度像として描出される。びまん性の脳浮腫が合併することがある。
図1
血中と髄液中の好酸球増多症は診断の指針として価値がある。免疫学的検査(ELISA、Western-Blot)は常に信頼出来るわけではない。脳室内に局在する症例では、髄液から好酸球優位の髄膜炎が証明されるが、特異的抗体を認める症例は半分を僅かに上回る程度である。
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