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治療と予防
   niclosamide(Tredemine, Yomesan)が実際的に最善の抗条虫薬である。 500mgの錠剤があり、大人では2錠を空腹時に、その1時間後に2錠剤をゆっくり咬んで服用する。2回目の服用後、3時間は食事を取らない。幼児から8歳までの子供では、薬用量を半分にする。 niclosamideは大変効果があり、完全な耐忍性がある。普通1クールで十分だが、駆虫が確認出来ない場合は、繰り返し投与しても不都合はない。
  praziquantel(Biltricide)は10mg/kg の単回投与で非常に効果がある。   これら以外の抗条虫薬は余り使われない。 dichlorophene(Plath-Lyse)配合体とparomomycineは殆ど用いられない。南瓜の種は著明な耐忍性があり、虚弱な者や幼児と妊婦に使われる。新鮮な種子を30-100g 製粉して、蜂蜜を加えて与える。
下剤により便とともに物理的に排出する場合には、頭節排出の確認を行わねばならない。
  集団予防は困難で、精肉の衛生管理が欠かせない。T.saginataの無鈎嚢虫(cysticercus) は小さくて数も少ないため、管理を注意深く行なわねば、容易に見逃される。個人の予防では、牛肉に十分火を通すことが重要である。
 
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