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診断   条虫症では大半が胃腸症状で始まる。糞便と共に体節が排出されるのを確認する(図1)。糞便には時おり幼虫被殻が認められるが、Grahamのスコッチ・テープ試験では、剥がすときに括約筋周囲の体節が強制的に破れて、これが見られる。好酸球増多は中程度(4-10%)で、初期に上昇することがある。治療に失敗して虫体が伸張する未成熟期にも再出現する。
図1

 


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