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他の病変
解剖学的に直腸への進展は常にあるが、一般に無症候性である。直腸鏡ではS.mansoni に因る住血吸虫症で観察されるような病変を見ることがある。 S.haematobiumに因る虫垂炎や腹膜炎、偽性結核が何例かある。肝への病変は組織学的に多いが、様々な程度の門脈圧亢進症を除き、危険性は少ない。一方アフリカ人の慢性脾腫(エジプト人の脾腫)は、S.haematobiumが原因であろう。
心肺系へは極めて少ないようで、晩期に見られるものであろう。
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