東商デパート −チャリティーバザー
コーナーでAMDAを支援−

岡山県立岡山東商業高等学校

　東商デパートは、岡山県立岡山東商業高等学校が平成5年より、 教科書で学んだことを実践で生かす場として、毎年実施されている販売体験学習型模擬デパートです。 扱われる商品も野菜から自家用車までと幅広く、毎年盛況を博されています。数々の出店コーナーのなかで、 執行部が運営されているのがチャリティーバザーコーナーであり、 「AMDAの店」（AMDAプロジェクト支援のコーナー）も設けていただいています。
　AMDAの店を運営してくださった生徒さんたちの声を紹介します

店長　2年　原　希

平成16年12月19日（日）、東商デパートは約5千人のお客様に足を運ん でいただき、盛況のうちに終えることができました。各クラスが店舗を出し て、仕入れから販売までを生徒自身が行う販売実習で、今年で12回目とな る、東商業高校の伝統行事となっています。
その中で私たちが担当した「AMDAの店」は3年目となります。平成14年、 ミャンマーからの留学生を迎えたのをきっかけに、AMDAの協力を得て、「ミ ャンマー店」としてミャンマーの紹介、ミャンマーから取り寄せた商品の 販売に取り組んだのが最初です。次の年からは「AMDAの店」として、AMDA が活動するより多くの国を紹介し、商品販売に取り組みました。

副店長　2年　泉　寛子

2年目となる本年の「AMDAの店」では、副店長として、AMDAの本部へ行 ったり、商品の受け取り、売り上げの勘定など、初めてのことをたくさん経 験しました。商品の数を調べたり、お金の勘定をするのは大変だったし、忙 しかったけれども、自分のためになることばかりだったと思います。当日は 民族衣装を着て販売しました。お客様に「似合っているよ。」とか「すごい ね。」と言っていただき、恥ずかしいながらもかなりうれしかったです。去年 の売り上げには少し足りませんでしたが、2回目で慣れもあり、緊張もしな かったので、お客様に去年よりも良い接客ができたと思います。
　 お客様との接客、AMDAの方々と話し合い、責任者として東商デパートを むかえたことは、2年生である私にとって、とても大きな経験になったと思 います。そして少しでもAMDAのことを知ってもらい、東商デパートを楽し んでもらえたのならよかったと思います。

2年　森　みゆき

今年の東商デパートでは、AMDAというボランティア団体の協力で色々な 国の商品を売るという仕事をしました。
　去年のようにクラスで商品を売るのとは異なり、新しい経験ができて よかったと思います。準備では看板やポスターを作りました。POP広告は難しか ったです。販売ではお客様に商品をすすめた時、買ってもらうととてもうれ しかったです。反省点はもっと宣伝すればよかったと思いました。AMDAを 良く知らない人もいらっしゃったので、宣伝に力を入れればよかったなと 思いました。私も少しだけボランティアに協力できたんだなと思うと、やっ てよかったなと思いました。

３年　西江　曜子

今年は初めて「AMDAの店」の担当になり、どんなことをするのか、 AMDAとはどんな団体なのかよく分かりませんでした。しかし、打ち合わ せをする度に分かってきました。ミャンマー、カンボジア、スリランカなど たくさんの国の人々が作った商品や民族衣装があり、実際に商品を見たとき すごいなあと思いました。私は紅茶の試飲係で、スリランカの紅茶やコーヒ ー、ハワイのクッキーをサービスで食べて頂きました。
　最初はお客様に声を掛けるのがこわくてドキドキしました が、お客様の方が色々と話し掛けて下さったり、紅茶やコー ヒーをおいしいと言って飲んで下さったので、接客も徐々に しやすくなりました。
　紅茶やコーヒーを栽培した人々もきっと喜んで下さってい るだろうと思いました。紅茶やコーヒーだけでも世界の人々とつながってい る気がして、とてもうれしく、また楽しかったです。今までで私自身、一番 有意義で、頑張った東商デパートになりました。

2年　明石　光広

今年は初めて販売も経験しました。開店当初は、お客様がお店に来られな かったので、AMDAの活動に興味や関心がないのかなあと残念に感じまし た。僕は将来なりたい職業にAMDAの活動が似ていると思って「AMDAの 店」の係になったので、本当に残念な気分でした。しかし時間が経つにつれ て、足を止めて商品を見たり、外国の文化に興味や関心を持つお客様もどん どん商品を求めに来て下さったので、うれしかったです。