国際協力

花つくりボランティア

株式会社 土井建
    代表取締役 土井 省三
       及び 花つくりボランティア一同
AMDA Journal 2003年 7月号より掲載

先日、AMDA本部へ我が社のボランティアで集めた募金を寄付させて頂きにまいりました。 その先で、募金がどういった過程で集まったものかを話しましたところ、『面白い』と言って 頂きましたので、ここに紹介いたします。

私たちのボランティアというのは、休耕田を利用し、そこへチューリップの球根を植え、 花が咲いたときにイベント(祭り)を開く。そのイベントで屋台などのお店を出店し、 売上金を寄付するという、花を中心としたものです。このイベントを『チューリップ祭り』 と題しました。一般の方々に自由に参加してもらい、入場記念品としてチューリップを摘んで 頂きました。地元の皆様の評判もよく、大勢の方々がお見えになられました。

まず、この企画が立ち上がったのは、『2005年 岡山国体のホッケー会場が我が社の近くにあり、 まわりの荒れ果てた休耕田を整備するのに何をすればよいだろうか』という事からでした。そこで、 地主の方々の了解を得て、田んぼを3ヶ所借用し、空き缶を拾う事から始めたのです。雑木を取除き、 10数年耕していない大地を掘り起こし、肥料をまいて整地しました。その後は、我が社に出入りして いる業者の方々や地元の皆様を中心にボランティアを募り、球根を植え、草抜きなどを定期的に行ない ました。おかげさまで 50人を越える人手が集まり、作業も順調に進み、無事完了しました。 そして4月上旬には立派な花を咲かせました。

イベント当日、チューリップも満開で、招待状を送ったお客様以外にも、地元の老若を含めた皆様が たくさん来てくださいました。途中、田んぼの地主の方もお見えになられて、大変満足な様子で、 「このように使って頂けるのなら、是非来年もお願いします。」と言って下さいました。また、 隣りの田んぼの地主の方からも、「来年は私の田んぼも使って下さい」とのありがたい申し出も ありました。イベント会場以外の2つの田んぼにもきれいなチューリップの花が咲きました。満開の頃、 草抜きなどで手入れをしていると、ご近所の方々や通りかかった人が、『きれいだね』『すごいねえ』 『いつの間に?』などと声をかけてくださいました。また、咲いた花を近隣の老人ホームや病院・地元 役場に寄贈しに行くと、大勢の人がこのチューリップづくりの事を御存じだったみたいで、色々と声が かかってきました。

イベント終了後、1週間程度鑑賞出来るよう花を咲かせたままにしてその後、『花を差し上げます。 但し、球根は採らないで下さい』と看板を設置しました。すると、毎日のように大勢人がやってきて 皆思い思いに花を採っていかれました。看板設置後、1週間程度で花がすべてなくなりました。 その後に来られた人達も「話を聞いて来てみたが、もうなくなったの。」と驚かれるくらいでした。

また、花が終わり、球根を掘り起こす頃になると『次は何を植えるの?』『来年も楽しみにしてい るよ』とも言ってくださいました。私たちはそんな言葉を聞くたびにうれしくなり、花を咲かせるため の苦労なども忘れてしまいとてもおだやかな気持ちになるのです。

今年もまた、同じ場所でチューリップを植えようと思っています。より多くの方に見て頂きたく、 前回より3万本多くし、約5万本のチューリップを植える予定です。また、四季を通じて花を楽しむと いう事で、いろいろな花を植える計画もあります。今、取り組もうとしているのが、国体開催時期に 合わせて、国体会場に寄贈する秋に咲く花のプランター栽培です。どのようにすれば国体会場の盛り 上げに協力させていただけるか、ただ今試行錯誤中です。

私たちに出来る事はとても些細なことです。それでも植えた花を見て笑ってくださる方々の顔が忘れら れません。これからも、一人でも多くの方にお花を見て頂きたいと願い、みんなで力を合わせてがんば っていきたいと思っております。




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