防災訓練

静岡県及び東京都防災訓練参加報告

AMDA International コミュニティ・サービス局
前  喜美
AMDA Journal 2000年 10月号より掲載

期間:2000年8月31日(木)〜9月3日(日)

場所:9月1日 静岡県湖西市会場
     9月3日
     東京都銀座会場(初動対応訓練)AMDA-a班
     東京都白鬚西会場(同上)AMDA-b班
     東京都晴海会場(合同訓練)AMDA-a、b、c班

参加スタッフ:
静岡県「静岡県西浜名湖総合防災訓練2000」
    岡田 眞人 医 師(聖隷三方原病院)
    渡辺 義之 看護士(同上)
    大石八重子 看護婦(同上)
    野田 裕子 看護婦(同上)
    西村  肇 調整員(AMDA)
    前  喜美 調整員(AMDA)
    大塚 知子 調整員
    竹久 佳恵 調整員
    江本 朗子 調整員

東京都「東京都総合防災訓練“ビッグレスキュー東京2000”」
  AMDA-a班
    中西  泉 医 師(町谷原病院)
    鶴田  毅 調整員(同上)
    木村みゆ希 看護婦(同上)
    小川 秀世 看護婦(同上)
  AMDA-b班
    早川 達也 医師
    岡本 直子 看護婦
    前  喜美 調整員(AMDA)
  AMDA-c班
    若山由紀子 医 師
    内藤 啓子 看護婦
    西村  肇 調整員(AMDA)
    諌山 憲司 調整員

参加規模:
 静岡県 参加団体 81団体
       参加人員 約 4,800人
 東京都 参加人員 約25,000人
       車両     1,905台

日程:
 2000年8月31日(木)
  11:00 岡山AMDAから車で静岡に移動
  16:30  静岡会場到着・下見
  20:00 聖隷三方原病院到着
  21:00 病院にて打ち合わせ
 2000年9月1日(金)
   6:30 地震発生 訓練開始
   7:30 病院出発
   8:30 湖西会場到着
   9:30 湖西会場の先発員より出動要請
   9:45 AMDA車出動
   9:50 医療スタッフ会場到着
      テント確認後、活動準備
  9:55 トリアージ及び医療救護訓練開始
  10:55 訓練終了・撤収
  11:50 閉会
  17:30 静岡発
  23:00 岡山着
 2000年9月2日(土)
   9:15 岡山駅から新幹線で東京に移動
  12:30 東京到着
  14:00 町谷原病院にて中西医師と打ち合わせ
  16:00 白鬚西会場下見
  20:00 他スタッフと合流
  23:10 打ち合わせ
2000年9月3日(日)
   8:00 b班、c班 ホテル出発
   8:50 b班、c班 立川基地ヘリポート到着
   9:40 b班 ヘリコプターにて白鬚西会場へ移動
  10:15 b班 会場到着
  10:30 b班 訓練開始
  10:50 b班 車両待機場所に移動
  11:20 b班 トリアージ及び医療救護訓練開始
  12:20 b班 訓練終了・撤収
  12:50 閉会
  13:00 b班 晴海会場に移動
  13:30 b班 a、c班に合流・訓練参加
  14:40 晴海会場訓練終了・撤収
  14:50 閉会
            (2000年9月5日記)

防災訓練体験記

看護婦 内藤 啓子


 ヘリコプターに乗れる、と言う言葉で参加を決めた。当日、その時とは全く違った気持ちでヘリコプターの来るのを待っていた。気の合うメンバーであることに、ほっとしたのと、活動事態を把握していない事への不安と緊張でとても複雑な思いでした。

 私達は3チームに分かれた。医師・看護婦(士)・レスキュー隊で組まれた私達は、処置班として中傷、重症、2班に分けられ活動となった。もちろん、私達はその場で始めて何が用意され、どのような段取りになっているのかを知った。本当なら最低限の必要用具は持って救援しに行くだろう。しかし、今回はあえて何も持たずある物で行うこととなった。

 医療活動開始、消毒にセッシ(ピンセット)が無い。棉球に消毒液をかけ素手で消毒する。次の人の処置を行うのに手を洗えない。手に消毒液をかけて済ます。病院での仕事と全く違う事を思い知らされ
る瞬間。

 物が無い、人手が足りない、スムーズに事が運ばない、これは緊急救援では当たり前のこと。物が無ければ他で代用、人が足りなければ誰でも使う、スムーズに運ばなくても焦らない。これが出来るかどうかを試され、訓練し養う。医療従事者は普段の病院での仕事と気持ちの切り替えが必要である。

 私個人としては、今回のような自衛隊参加でなくても医療従事者や消防隊、一般の人、学校が共同で行う訓練を各地、行うべきであると思う。私の住む神戸でも行っているようであるが、あったと言うことをニュースで見るまで知らなかったということのないようにしたいものです。

平成12年度防災訓練に参加して
手稲渓仁会病院救急部 
早川 達也

 今年もAMDAは地域防災民間緊急医療ネットワークとして、静岡県及び東京都の防災訓練へ参加した。静岡県は1998年以来3回目、東京都は1996年以来5回目の参加となった。

 今回、東京都の防災訓練については、一旦立川防災基地に集合の後、民間ヘリコプターにて訓練会場へ移動、これに引き続いて、医療救護活動訓練を行なう、という実践的な型で訓練が行なわれた。

 災害時においては、医療ボランティアは、医療行為の実施のみならず、医療チームの移動手段、本部その他の関係機関との通信手段、医療資器材、生活物資の補給路の確保といった点について常に考えておくことが必要となる。AMDAとしても海外支援の経験を生かして、国内災害時においては、特に後方支援についてのより具体的な計画を立案すべきであろう。

 そして、医療ボランティアにとって、トリアージをはじめとする災害医療に関する知識の修得は必須事項である。こうした訓練への参加のみならず、医療ボランティア自身の技量の向上を目的とする研修が必要であろう。




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