スタディツアー

ミャンマーへのスタディツアー

岡山済生会総合病院小児科
井上 英雄
AMDA Journal 2000年 11月号より掲載

 AMDAのスタディツアーでミャンマーへ行きました。主な目的は メッティーラの小児病棟の視察であります。当初はあまり気乗りの しない思いでありましたが、実は大変心動かされる意義深い経験を させていただきました。有り難うございました。
 この旅でよその国を知り、わが国の現状を改めて認識し、「人の生きざま」さえも考える機会を持つことが出来ました。
 ミャンマーは豊かな国ではありません。むしろ貧しい多くの人たちがいます。しかし彼らは黙々と生き続けております。医療も決し て十分には行き届いてはおりません。

 そんな中で私どもの病院で研修をされたキンタンシン先生は、 メッティーラの小児病棟でおそらく最も貧しい子どもたちのために、 その職員と共に献身的な努力をされております。朝となく夜となく、 時間を刻んで、本当に「こまねずみ」のような働きであります。あの 小さな体のどこにそのようなエネルギーがあるのかと思われます。 その姿は、たとえはあまりよくないかも知れませんが、「ため池に浮かぶ水蓮の花」のように思われました。

 夜、パゴダを訪れました。光に照らされたブッダ像の前で、熱心に祈りを捧げられる姿に心を打たれ、その源の一端を見た思いでありまし た。彼女は日本を知っております。そして彼女の国の現状を見つめてお ります。国を思い、子どもを思う心であります。

 AMDAの巡回診療に同行して「アイレワ村」を訪れました。道なき道を車で1時間。最も貧しい村の一つと言うことでした。病める人の診 療、乳児検診、栄養指導、衛生教育等々とてもわが国では見られない光 景に出会い、AMDAおよびその職員の厳しくも尊い働きの一端を伺い知 ることが出来ました。

 村には子どもがあふれています。健康な子どもの屈託のない笑顔と瞳 は、どこの国でも輝いています。救われる思いがします。
 ミャンマーは国土は広く、街には人と活力があります。特別に子ども たちの前途に健康と夢と希望の灯がともる日を願いながらあとにしました。

井上医師は、ミャンマー子ども病院スタッフ医療技術向上のための研修の岡 山済生会病院での受け入れに、大変ご尽力くださっております。研修生をはじ めAMDAスタッフ一同感謝しています。



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