ミャンマー

栄養給食プロジェクト
“ 2人の母親へのインタビュー ”

AMDAミャンマープロジェクト医師 ティン セン
AMDA Journal 2001年 3月号より掲載

 メッティーラ市には、アレイワ村、マジズ村とイーウェイ村にAMDA給食センターが3つある。 5歳以下の栄養失調児を見つけ出し、栄養給食、病気の治療、 及び保健衛生教育の提供を村の衛生指導者や保健衛生スタッフの協力を得て実施している。 このAMDA給食センターの活動が始まってすでに3年が経過し、目標に添った大変高い成果を収めている。 2人の母親から2001年1月17日にAMDAの アレイワセンターと、1月19日にイーウェイセンターでそれぞれ話を聞いた。


 まず、栄養失調児(テッ ウァイ ウー、1歳2ヶ月)の母親エー エー ユィさん(現在妊娠中)とアレイワ給食センターで面接をした。

 次に、イーウェイ給食センターで面接したネイ ヒュッ リン(2歳8ヶ月)の母親で小学校の先生をしているミンッ インさんからも賢明な話が聞けた。

「ある日、女性の保健指導者が私の家を訪れ、子ども(テッ ウァイ ウー)の体重を測定し、この子が栄養失調児である事を告げられました。 その時は特に気に留めなかったのですが,AMDAの給食センターを紹介されて, 私は初めて自分の子どもが危険な状態である事を実感しました。

このAMDA給食センターでは、週に1回AMDA巡回診療のお医者さんが診察し、必要に応じて投薬されておりました。 栄養給食は1週間に6回実施され、その外にも女性の保健指導者が栄養、個人の衛生問題、予防注射、 下痢症等について健康一般にわたり毎週水曜日に講義していました。給食センターに登録されている殆どの子どもの体重が増加しています。 その母親達も地元で手に入る食材を使って栄養価の高い食事の作り方を身につけています。 その上、私達は個人の衛生問題に関する注意や予防注射等によって栄養障害を防ぐ事ができる事も分かって来たので、 次に生まれてくる子どもが栄養障害にかからないよう、気をつける事ができます。」


「ミャンマー政府によって運営されている別の栄養センターと比べて、AMDA給食センターはよりすぐれた活動をしていると思います。 栄養状態を改善するために、栄養給食として彼等は1週間にカレーライスを一回、ご飯を5回提供していましたが、 これは必要以上だと思います。

 健康教育セクター(分野)では、研修予定表に添って各助産婦は私達に栄養のバランスのとれた食事の作り方や、 栄養失調の防ぎ方について指導されています。その上、AMDA巡回診療では必要に応じて治療してくださいます。 そのためコミュニティの人達が給食センターでお世話になるのはある程度迄です。 AMDA給食センターは目的に添った成果をあげている事は明確ですから。

しかし、AMDA給食センターから少し遠い地域には多数の栄養障害を持つ子ども達がいます。 そうした地域に住む子どもの栄養レベルを維持するため別の地域で継続してほしいです。

最後に、私はAMDAミャンマーに言葉では言い尽くせないほど感謝しています。」         
(翻訳 藤井倭文子)



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