ミャンマー

ミャンマー子ども病院
栄養給食センターオープン間近!

AMDAミャンマープロジェクト駐在代表 小林 哲也
AMDA Journal 2001年 3月号より掲載

 99年11月に開院したミャンマー子ども病院は、その後順調に活動を続 け、メッティーラ市民の間でも認知度が非常に高まってきました。 医療器材 も次第に整い、発電用ジェネレータも設置され、ますます機能が充実して高い医療サービスを提供出来ることは、AMDAミャンマーとしては非常に嬉 しい限りです。 しかし、こうした活動を続けていく中で、新たな問題も浮か んで来ました。その一つが患者の栄養状態の改善です。

 子ども病院に入院する子ども達の多くは、貧しい家庭の一員です。そのた め、たとえ病気になっても、家族は子どもを入院させ看病するのが精一杯で あり、 十分な栄養のある食事を子どもに与えることが出来ません。そのため 病気回復のためにバランスの取れた食事が必要な子どもでも、ご飯に卵1個、 ご飯に肉数切れといった食事をしていることが非常に多いのが現状です。こ れでは治る病気もなかなか治りません。

 しかしミャンマーには日本にあるような栄養士という資格制度がなく、ま た特に衛生面の問題から、給食という制度も殆ど存在しません。従って病院 サイドの独力だけでは、こうした子ども達の栄養面について、十分な配慮を することは極めて困難であるのが現状です。

 そこでAMDAミャンマーでは昨年春、子ども病院に併設して給食センターを 建設し、入院している子ども達に栄養価の高い食事、それぞれの病気に配慮した 食事を提供する計画を立てました。

これは十分に栄養のある食事を提供すること によって診療や看護の効果を高め、子ども達の闘病を助けると共に、成長期の子 ども達の健全な 発育を助けることを目指しています。従って入院 している子ども達だけでなく、週2回の外来診察の日には、外来 患者の子ど も達にも希望者には給食を提供する予定です。

日本政府及び在ミャンマー日本大使館から財政的な支援を得て、昨年9月 に建設が着工され、工事は順調に続 けられました。11月には日本から和田 栄養士に訪緬して頂き、センターの設計、レイアウトなどについての細 か な指導、そして看護婦や給食センターの運営管理者に栄養管理指導を 行って頂きました。こうして昨年12月12日、 無事に建物は完成し、19日にAMDAに引き渡されました。

 そしていよいよ給食センターのオープニングは2月9日に決定。当日はミ ャンマー保健省や日本大使館からもゲ ストを招き、オープニングの記念式典 を開催する予定です。そしてその日からセンターの使用が始まり、給食サー ビスが子ども達に提供されることになります。

 原稿の締め切りの関係により、その模様を今回のミャンマー特集でお伝え することが出来ないのが非常に残念ですが、 次号にて式典の様子を皆様にお 届けします。





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