カンボジア

カンボジア 特定地区における保健医療サービスの開発事業
4年間の特定地区試験事業(1999-2002)と1年間(2003)の継続事業
     タケオ州 アンロカ地区

AMDA Journal 2003年 8月号より掲載

カンボジアに限らず、途上国では発展を促進するため、インフラ整備、教育、保健など様々な分野にお いて、世界銀行、アジア開発銀行、あるいは米州開発銀行などの国際銀行の融資を受けた事業が実施さ れている。しかしながら、途上国政府は、組織の末端に近づくほど十分に機能しているとは言い難く、 予算管理能力や事業運営能力の点で大きな問題を抱えている。近年、コストパフォーマンス、裨益効果 などの点で優れ、高い専門性と機動力に富むNGOと、途上国政府との連携が進行してきた。

関係機関
1.実施主体:カンボジア王国保健省
  (Ministry of Health ─MoH)
2.受託者:AMDA
3.担当地区:アンロカ地区(人口約12万人、12コミューン、186村)
4.施設:地区病院(60床)1、保健センター 9
5.資金:カンボジア政府がアジア開発銀行(ADB)より借款、NGOへ提供

事業目標  プロジェクトスタッフ数(2003年4月現在)
*このスタッフには国際スタッフは含まれていません。
  スタッフ数
医師
準医師
薬剤師
助産師
看護士
臨床検査技師 
歯科衛生士
その他

    8
    10
    2
    18
    43
    4
    1
    20
合計   106

1.カンボジア保健省の指定する標準的保健医療サービスの実現
  (達成指標)
2.施設設備、システムの充実・完成
3.指標:予防接種各種、ビタミンAの配布、避妊、分娩、妊産婦検診、
  施設利用率等
4.他組織と協調し円滑に事業を実施
5.地域社会との連帯による効果的な事業の実施
6.モデル事業の確立と実施

他組織との連携 
1.GRET(フランスのNGO):健康保険システムプロジェクト
2.WFP(世界食糧計画):結核患者への食料無料配布
  (国家プログラムの一環)
3.CRC(カンボジア赤十字):保健ボランティア活動・スタッフ研修
4.CEDAC(カンボジアの農業関係のNGO):貧困層への医療費
  負担制度・栄養教育・職業訓練
5.COERR(フィリピンのNGO):HIV/AIDS プログラム


プロジェクトの成果(1999-2003)
1999(Before)2003(After)
3保健センター(建物の存在のみ)9保健センター(MPAサービス)
地区病院 30床(外来、結核病棟のみ)地区病院 60床(一般病棟、小児・周産期棟、結核病棟、外来検査棟)
スタッフは常勤せず常勤24時間サービス
施設利用率・地域住民からの信頼が低い施設利用率・地域住民からの信頼度・満足度向上
低レベルの保健指標目標保健指標の達成(予防接種率、施設利用率、妊産婦検診率等)
トレーニングを受けたスタッフが少ないスタッフへの後続したトレーニング
上位保険機関への紹介システムなし紹介システムの完成(1次-2次-3次レベル)
無料/コストリカバリーなし有料化/健康保険システムの試験的導入
保健情報レポート信用性低い保健情報レポート信用性あり
遠隔地医療サービスなし定期的遠隔地医療サービスの導入
モニタリングなしセルフモニタリングシステムの導入
評価システムなし包括的評価システムの導入
住民調査なし包括的住民調査を年中実施
マネージメント?AMDA・政府の共同チームによるマネージメント



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