ボリビア

ボリビアプロジェクト
緊急救命研修プログラム

AMDA Journal 2004年11月号より掲載

AMDAボリビア調整員 マルタ・フォイアニーニ
(翻訳 小林 美保)

交通事故患者の固定と運送の研修
交通事故患者の固定と運送の研修

1998年以来、AMDAボリビアは災害時における医療の質を向上させるために、「緊急時における外傷への対応」 に打ち込んできました。
 今年はすでにATLS(Advanced Trauma Life Support:外傷救急救命研修)コースが4回開催され、年末まで にATLSコースをさらに2回とPHTLS (Pre-Hospital Trauma Life Support:病院搬送前外傷救急救命研修)コ ース1回を計画しています。
 4月16日〜18日にポトシ市で開催された今年最初のATLSコースには医師 16名が参加しました。全員がコース を修了し、4人が指導者認定を受けました。4人の指導者がサンタクルス市から赴き、ポトシ市のような町でコ ースが開催されるというのは珍しいことです。ポトシ市は高地にあるため、参加者の中には睡眠や呼吸の問題 に悩まされる人もいましたが、講義や実技で支障を来すようなことはありませんでした。
 第2回ATLSコースは6月11日〜13日にサンタクルスで開催され、14人が参加しました。全員がコースを修了しました。
 引き続いて第3回ATLSコースが7月23日〜25日にサンタクルスで開催され、参加者16人中15人がコースを修了しました。
 第4回ATLSコースは8月27〜30日にサンタクルスで開催され、参加者14 人全員がコースを修了しました。
 現在は2004年11月5日〜7日にラパス市で初めてのATLSコースを準備しています。これは国内で5番目の教育 センター設立の重要な機会です。我々の理想は高く、目標を達成できると信じています。
 今年最後のコースは12月3日〜5日に開催予定です。今年初めてのPHTLS コースになります。
 2005年には引き続き救急の外傷の診療を向上させ、できるだけ多くのコースを開催したいと計画しています。 少なくとも毎月1コースを開催するのが目標です。




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