アンゴラ

アンゴラ国内避難民救援活動
アンゴラ事務所 ファイナンス・オフィサー 田中一弘
(2001年3月5日)

AMDA Journal 2001年 5月号より掲載

 私たちがアンゴラに入って、早、半年以上が経過しました。プロジェクトの立ち上げという第一段階から、プロジェクトを軌道に乗せるという第二段階までを無事に終了し、この活動を効果的に発展させていくという次の段階に入ったといったところでしょうか。

 このプロジェクトは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の実施パートナーとして、北部ザイーレ州の州都ムバンザ・コンゴにて、州立病院を再建するというものです。具体的には、AMDA の医師による診察、現地病院スタッフのトレーニング、医薬品・医療器具の供与、水・衛生プログラム、栄養プログラム、予防接種プログラムなどを実施しております。病院の建物自体の修復など、ハード面は政府が担当し、AMDAはソフト面の強化を担当するという形をとっているといえます。

 これまで、オフィスの設立、政府機関および国際機関との交渉、移動・輸送手段の確保など、苦労することも多々ありましたが、この短期間で大変大きな結果が得られたことをご報告したいと思います。また、ザイーレ州知事ならびに保健省からいただきました感謝状もあわせてごらんいただければと思います。

 昨年8月末から現在までの6ヶ月間は、あっという間に過ぎてしまったようで、しかし、もっと長い間滞在しているような不思議な感じがします。アンゴラという国で、まったく何もないところからプロジェクトを立ち上げるには、様々な事を同時に考え行動するということを要求されました。これは、どの国のプロジェクトにも当てはまると思いますが、日本では本当になんでもない仕事がとても骨の折れるものになることが、しばしばあります。もちろん、常にそういうことを頭にいれて活動しているわけですが、スムーズに進まないことが重なりますと、想像以上の忍耐が必要となってきます。

 ただ、そういう環境だからこそ、やりがいも感じられるのも事実です。すべてが新しいことばかりなので、とても刺激があります。このプロジェクトを支援してくださっている皆様の期待に応えようとする責任感が、日々の活動を充実したものにしてくれます。こうしたことすべてが、これまでの時間を短かかったようでかつ長かったように感じさせるのではないかと思います。これからも、このプロジェクトをより一層効果的なものにし、ムバンザコンゴの州立病院の復旧と住民の健康の向上に貢献できるよう、がんばりたいと思います。今後とも、アンゴラ・プロジェクトに皆様のご理解とご協力がいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


感謝の言葉
ジョセ・ペドロ・オーガスト(Jose Pedro Augusto)医師
ザイーレ州政府保健省長官

 ザイーレ州政府・保健省の責任者としてAMDA日本代表へ心から感謝の気持ちをお伝えいたします。

 この機会をおかりして、貴団体のスタッフが短期間にムバンサ・コンゴ州立病院において医師、薬品、医療器具、家具、看護婦のための技術指導、予防摂取、栄養障害をもつ子供への栄養支援等の提供をして下さり深く感動しております。このプロジェクトは当病院スタッフの向上意識を高める源となり、私はこの感謝の気持ちをどう表現すればいいのか、ふさわしい言葉さえ見つける事ができません。

 他のNGOやローカルパートナーと比較するつもりは少しもありませんが、AMDAは賞賛されるべき社会的な団体であり、当地の住民と協力して活動しています。AMDAは本当の意味で活躍しているNGOです。AMDAは州立病院で長い間失われていた医療に関する明確な指標を取り戻すために貢献してくださっています。ありがとうございます。

                            (翻訳 藤井倭文子)




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