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緊急救援センター
救える命があればどこへでも
ボリビア東部洪水被害に対する支援活動
 
 
マットレス、食料品等を贈呈 予防接種の実施
 ボリビアでは、ラ・ニーニャ現象*の影響と見られる断続的な豪雨が昨年11月から続き、12月上旬には、同国東部を中心に甚大な洪水被害が発生し、翌年1月22日には大統領による「全国非常事態宣言」が、2月12日には「国家災害宣言」が発令される事態となりました。この水害による死者は75人、被災世帯は97,000戸(3月25日現在)。
 この災害に対して、AMDA本部は緊急医療救援活動を行うことを決定し、AMDAボリビア支部は、医師12、看護師6、ボランティア12人の計30人によるチームを編成し、2月23日に洪水被災地区として政府に指定されているサンタクルス県クアトロ・カナダス村の避難地にて、診療活動と破傷風ワクチン接種、そしてマットレスや食料品を含む生活支援物資の配布を実施しました。また、3月12日には、サンタクルスの社会計画長官を尋ね、被災地ベニ県のテント生活者への生活支援物資を贈呈しました。

注* これまで長かったエル・ニーニョ現象とは反対に、ペルー近海の海面温  度が平年より低くなることで、長雨・豪雨などが発生する異常気象 

 
 


 

 

 

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